私の好きな写真家の入江泰吉。彼が仏像を撮りはじめたきっかけがこの東大寺の戒壇院の中に居られる「広目天」であると、彼は写真集の中で語っています。 最初は仏像と言うのは単なる彫刻だと思って、この広目天の撮影にとりかかったそうですが、ピントグラスにクローズアップされたこの広目天の眼光を見たとき、彼はあまりの鋭さに恐れをなし、「あの鋭い眼に心の底まで見透かされたような驚きを覚えた」と語っています。そのとおりです。私もこの仏像が大好きで、携帯の待ち受け画像にして、嘘をつかない様にいつも自分への戒めにしていました。ところで、今日、何気なく相撲を見たら、気付いたんです。どことなく逸ノ城と似ている?逸ノ城も眉間にシワを寄せれば、こんな感じだな・・・とひとりで納得しました。誰かに言いたくて、ブログに載せてしまいました。本名アルタンホヤグ・イチンノロブ。チョッと逸ノ城が好きになりました。